春雪

2024年の晩冬、山々へ出かけ雪の中に身を置いて描かれた「春雪」。

天から各々の舞いを終え地に降り立った雪片が、

春の陽光によって再び天へと帰っていく様を山口は輪廻の輝きとして描きました。

そして雪結晶を画面に受け溶けさせるという特異な手法によって、この絵画が命を宿します。